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静岡で震度6の地震。地震は忘れた頃やってくる。
気をつけないと・・・・・
木造家屋で、地震に対抗するには
大きく、2つの考えがある。
家を、固い箱にしてやれば、地面がいくら揺れても、箱自体はなかなかつぶれることはない。ツーバイフォーやユニット住宅は基本的にこうした考えのものである。
そのため小さな地震では揺れを感じることは少ないが、地震がある限度を超えると、崩壊することもある。阪神大震災では、柔らかい平地では、ちょうど海に浮かぶ船のように、コンパクトな建物は被害が少なかったが、おおきな建物で、構造体が劣化した建物は、甚大な被害が見られた。また山手の固い地盤では、こうしたコンパクトな固い建物も、波動が合うと意外な被害がみられた。
一方、日本の伝統的な建築の考えは、筋交いに頼らず粘りで対抗しようというものである。いはば「柳に風」のような考えで、地震波を多少の揺れを許容し吸収してしまおうという考えである。筋交いが使われなかった時代は、さし貫やさし鴨居や込栓、梁の入れ方などなど、さまざまな工夫を、棟梁はした。
むろんこうした工夫の無い在来木造建物は大変もろいし、棟梁の知恵にばかり頼る訳にもいかないので、固い建物であることは、個人的にやもうえないと思います。しかし棟梁の知恵的な造り方を残して足らずを付加するのが最も信頼性が高く、一方的に否定してきた現代の法は伝統を軽んじている。
現代の法がめざす
固い建物志向で最大の問題点は、「適材適所」がおろそかにされていることです。
また法を遵守する限り使わざるを得ない合板類は、20-30年で驚くほど劣化する。例えば合板の床板は、湿気で接着剤が劣化、くにゃくにゃになる。
またシロアリや耐水性の弱い外材は、多湿な日本では長い耐久性はよほどの幸運がないと、期待出来ない。
また近年のように大壁が普通になると、木材の劣化が促進され、また劣化具合が目に見えないという弱点もあります。
こうした点から考えると
「日本の伝統的な家屋の粘りを重視し、適材適所、木材が見える家造り、を基本とし、それに合板に頼らない強い壁をプラスする。」そんな考えがベストかなと思います。
合板や集成材のように「接着剤の寿命が木材の寿命」では、500-1000年は持つ檜などの木材と、20-30年の接着剤の寿命では、一時の強度だけ取り上げて集成材が強いとはとても言えないでしょう。100−200年に1度の大地震に備えるには、「合板や集成材、耐久性の弱い木材」に頼った耐震化は、滑稽だし、たいへん知恵が浅いと思います。
また
家がいくら丈夫でも、地盤が弱ければどうしようもないし、水に浸かる、土石流が襲うでは、なすすべ無しです。さらに日本には最近は少ないですが台風があります(近頃は温暖化の影響か竜巻が多い)。
阪神大震災のあと、住宅調査を手伝いアチコチ歩いた。
大きなビルが崩壊してるなか、木造の簡単な資材小屋が残っている。
住まいも生き方も人間の総合力が試されていると思う。
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