| ムク木コラム |
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元カーテン販売店店長の犯罪 |
平成18年4月 山川元志 |
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川崎市の小学生をマンションから転落死させた41歳の容疑者である。 子供3人と妻の5人家族を持つカーテン販売店の店長だった。 どこにでもいそうなまじめそうな人が、何故、恐ろしい無差別殺人者に変貌するのか。 理由無き殺人者の背景をあえて探ってみた。
ちょっとした仕事上の悩みは誰にでもある。 そんな容疑者が不眠から鬱になり、勤務状態が悪化、リストラに追い込まれるのは、「新築住宅購入」以降であることに私は注目している。 その上、失職後は経済的にも精神的にも追い込まれ、人格破壊にまで至ったのではないかと推察する。 新建材住宅には強弱はあってもシックハウスはつきものである。 シックハウスは自律神経失調や不眠を引き起こす。それが勤務状態に悪い影響を及ぼし、通常の勤務が困難な状態にまで追いつめ、失職したのかも知れないと予測する。 不安定化した生活リズムと、「理解されない」というストレスは、実は生体のセロトニン分泌に重大な影響があり、人をさらなる「鬱」へ追い込んで行く。 それが自殺願望となって現れるのである。 近頃、理由無き殺人が増えている。その背景には、こうした生活環境の激変がかかわっているのではないかと思う。 不眠、自律神経失調、鬱、失職、過大な経済負担、大きなストレスの重なり。 一人の人間にとって、これらが次々やって来たとき、それはとても背負いきれない大きな荷物なのだ。 犯罪はいかなる理由があっても許されるものではない。しかし理由無き無差別殺人をするような人間は、こんなにも多くはいないはずだと信じたい。 もしその考えが事実なら、アレルギーにとどまらず、新建材住宅の罪は思いの外大きいかもしれない。 一面的な耐震を強要する建築基準法もまた新建材住宅を助長する重大な役割を担っている、私はそう思っている。 だからこの木のみ木のままの拙文を書いている。 |
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