ムク木コラム
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 どの程度の電磁波で危険か その2

平成18年7月
山川元志

1987年、米国サビッツ博士の疫学調査で、2mG以上の磁場で小児白血病が1.93倍、小児筋肉腫 が1.5倍との結果が出た。
1993年、スエーデンのアールボム博士の調査で、北欧3国集計で2mG以上の磁場で小児白血病が2.1倍、小児脳腫が 1.5倍という結果が出た。

週間宝石で「電磁波が全国平均の100倍」と報じられた門真市周辺は、古川橋駅前では3〜5mG、駅から50mのスーパー周辺は地下送電線の影響か7〜10mG、スーパー1階は2〜20mG、6階の屋上駐車場はなんと100mG、古川町周辺は2mG、変電所付近は50mGと生活圏全体がきわめて高い磁場となっている。

米国カリフォルニア州カイザー終身研究期間の疫学調査では、妊娠10周未満の妊婦965人で、16mG以上の被爆妊婦とそうでない妊婦では、流産の数が3倍、妊娠初期では6倍となったと報告されている。

電磁波が危険であることは確実である。とはいうものの、身近な生活から電磁波のない生活は考えられないほど身近に家電品はあふれかえっている。

私も身近な生活品から出ている電磁波を計測して見た。ちなみに私の生活圏の磁場はおよそ0.3〜0.4mGである。古川町よりはかなり低めである。町中に張り巡らせれている6千Vの高圧線下では0.5mG、恐らく37万か54万Vと思われる高圧線下は、直下は線の干渉のせいか、電磁波はほとんどゼロ。25mぐらい離れたところが1mGでもっとも高かった。この程度のところに住宅はいっぱい建っている。

 家電品が2mGになる距離は下記の通りである。
電球型蛍光灯 1〜2p
ノートパソコン 1〜2p
ラジオ 無銭LANカード 2p
デスクトップパソコン 5〜10p
テレビ 10p
直及び丸形蛍光灯 20p
トースター0.6Kw 30p
トースター1.2Kw 50p

 93年通産省の資料では 
電気カーペットが2.5pの距離で 110〜190mG
電気毛布が2.5pの距離で 40〜60mG
テレビが30pの距離で 1〜20mG

 IH調理器は
メーカ資料だと30p離れたところで20〜50mG以上、
ガウスネットの調査では正面付近で140mGだ。
我が家のIH調理器も調べてみた。
2mGになるのは我が家IH調理器で80p、ラジエントも大差無い。
調理する30pぐらいの位置だと30〜40mG、鍋をおくと10〜20mGは出ているようだ。
かなり高い。

携帯電話も調べてみた。
着信時、通話時で耳を当てるとすれば1〜5mG程度の電磁波が出ているようだ。
脳に近いだけに影響は無視できない。

電磁波は距離の3乗で減衰するので、高圧線のようによほど強い磁場でなければ、それ相応の距離をとれば、一般的な家電は安全である。

たとえばパソコン、パソコン内の電磁波を発する部分から10p以内だと2mG以上になって、手持ちの電磁波測定器(セルセンサー)の大きな警告音がけたたましく鳴る。
しかし機器の一番手前でも発生源を20pほど離れるとほとんど電磁波は感じられない。
むしろパソコンは電磁波だけでなく、目の疲れ、単調な刺激の繰り返しで起こる様々な悪影響を考慮する必要があるだろう。

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